ズーノーシス
動物由来感染症(人畜共通感染症)
人畜共通感染症、人獣共通感染症、ズーノーシスなどと呼ばれていますが、最近は人の立場から
動物由来感染症と呼ばれるようになってきました。
人の感染症の内、原因の細菌、ウイルスなどの病原体が動物に由来するものを指します。
日本では60種類ほどの発生がありますが、世界では200種類ほどの病気が確認されています。
最近は新しい病気が数多く見られるようになり、大きく関心が持たれています。
重要な動物由来感染症
| 動物種 |
病 名 |
| 犬・猫 |
狂犬病、犬ブルセラ症、リステリア症、エルシニア感染症、真菌症、
パスツレラ感染症、レプトスピラ症、猫引掻き病、包虫症、トキソプラズマ症、
トキソカラ症、カンピロバクター感染症、ライム病、クロプトスボリジウム症 |
| 鳥 類 |
オウム病、ニューカッスル病、サルモネラ症、クリプトコッカス感染症
カンピロバクター感染症、結核(鳥型)、クリプトスポリジウム症、鳥インフルエンザ |
|
ウサギ |
野兎病、ペスト |
| ゲッ歯類 |
ラッサ熱、腎症候性出血熱(HFRS)、リンパ球性脈絡髄膜炎(LCM)、ペスト、ライム病
広東住血線虫、ハンタウイルス肺症候群(HPS) |
| サ ル類 |
Bウイルス病、黄熱、細菌性赤痢、デング熱、モンキーボックス、A型肝炎
クリプトスポリジウム症 、結核(人型)、赤痢アメーバ症、糞線虫症 、エボラ出血熱
マールブルグ病、カンピロバクター感染症、 猿免疫不全ウイルス |
日常の注意
飼育環境を清潔に保つ
トイレのしつけと糞便の適切な処置
動物の身体を清潔に保ち、触ったら手を洗う
動物の健康状態に注意する
毎日の健康状態の確認
体調の気がかりなときは早めの診察を
溺愛せず、節度を持って接する
食事の口移し、キスなどの濃厚な接触はしない
体調の悪いときは接触しない
互いの生活形態を守り、過剰な接触を避ける
動物由来感染症の正しい知識を持つ
予防可能な疾患はワクチン接種を行う
動物の疾病の早期発見と早期治療
生態の充分な解明のされていない動物の飼育はしない
エボラ出血熱のサル
マールブルグ病のサル
ペストのプレーリードッグ
SARSのハクビシン等
細菌性赤痢のサル
ウエストナイル熱の鳥類
エキノコックス症の犬
獣医師が届出をおこなう感染症(感染症法 H17年10月より)